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投稿者:旧サイトより 投稿日:2014/08/09 16:01

2051              げん@遠州 2002/11/19 01:59
以前ニュースになっていたので調べてみたら宇奈月ダムには排砂ゲートがあるそうです。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=%83_%83%80%81@%8D%BB%81@%94r%8Fo&lr=

宇奈月ダムの場合、溜まっていたいたヘドロが海まで流れ、悪臭・環境への影響がニュースになっていました。ヘドロになる前に流せば良かったのか?現行のダムでも砂泥で埋まりかけているダムは多いのですが、ダム湖底に空気を送って?浄化する研究もされていると聞いたことがあります。浄化したあと何らかの方法で下流に流すことができてば、海岸の砂浜流失対策にもなります。。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&inlang=ja&ie=Shift_JIS&q=%83_%83%80%81@%83w%83h%83%8D%81@%91%CE%8D%F4&lr=


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2055               長岡康史 2002/11/19 09:19
>ダムの底に泥が溜まって、実質貯水量が減っているのが問題になっているらしい。もともと、川の水というのは多少の砂などを含んでいるので、流れが澱むとそこに砂が溜まるのだろう。

 実は私は電力会社関係の仕事をしています。水力発電所のダムでは実質貯水量が減るといううことは、発電できる量が減るということです。
 そこで今私どもが取組んでいることを参考までにお教えします。
 水力発電所には、電力の需要の変化に合わせて発電するための水確保するため、調整池いう小規模のダムが設けられています。貯水可能量は、約50,000立方メートルで、水深は10メートル程度です。この調整池に年間約2,000~3,000立方メートルの土砂が流入してきます。ある発電所の調整池では約10,000立方メートルの土砂が堆積しています。
 この土砂を効率良く排除する工事(土木用語では浚渫「しゅんせつ」と言いますが)に私どもは取組んでいます。土砂を浚渫すると、どうしても濁った水が発生します。土砂分は排除できますが、細かい粒子まではなかなか取れません。土砂を取り除いた後の水は調整池に還流させるのですが、完全に清水には出来ません。しかし規定の環境基準以下の濁度にすることが要求されます。そのために凝集沈降剤というものを用いて、さらに細かい粒子を分離し、できるだけきれいにして水を還流させます。このようなシステムを構築して、私どもは堆積土砂の浚渫に取組んでいます。

>とにかく、ダムの構造の工夫だけでこの問題が解決できたらすごいことだと思う。

 そうですね。私どもはもちろんのこと、電力会社も様々な取組みをしていますが、なかなか難しいようです。


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2057              てるちゃん 2002/11/19 11:59
新聞によると、「行政側は電力会社に浚渫を強制できず、浚渫には多大な費用を必要とするため、なかなかむずかしい」とありました。また、「ダムにかなりの泥が溜まっても、電力供給にはすぐには差し障りない。主なデメリットは洪水防止能力の低下と、ダム上流の冠水被害である」ともありました。長岡様のおっしゃる「調整池」というのは、本ダムとはちがうのでしょうね。

>私どもは堆積土砂の浚渫に取組んでいます。
 
 やはり、私ども素人が考える以前に、プロは考えて実行しているのですね。でも、本ダムの浚渫をしなくても良い方法があると良いのですけどね。おそらく、水の落下する位置エネルギーとかを使えば、ある程度実現できるのでしょうが、それでは電力を作るエネルギーが消費されるので意味ないですね。う~ん、やっぱりむずかしそう。




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