No.000928 使いやすい鉋(カンナ) |
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カテゴリー>趣味・レジャー>園芸、DIY |
No.000928 使いやすい鉋(カンナ) 3062 てるちゃん 2003/12/17 21:13 最近、大工のまねごとみたいなことをしているてるちゃんであります。 さて、久しぶりにカンナがけをしたのですが、やはり、カンナがけを上手くやるには熟練が必要ですね。特に難しいのは、 ○刃の研ぎ方 ○刃の調整 ではないでしょうか。もちろん、電気カンナを使えばよいのですが、手動カンナもなかなか味がありますよ。それに、細かなところを削ったり、面取りをしたりと、いろいろと用途はあります。 そういえば、今から30年位前に、中学校の技術家庭科の教材として、大工道具を買わされたことがありました。私たちより一年後の生徒は、ちょっとその内容が変わっていて、いわゆる「スーパーカンナ」というのが入っていたんです。 これは、本体がアルミダイカストで出来ていて、刃はカミソリの刃のようなものを取り替えて使うようになっていました。しかも、刃の調整はネジで微細に出来るというのです。これが欲しかったのですが、今ではどこに売っているのでしょうか? ウェブ上で調べたところ、やはり、30年位前のものについての評論が出ていたサイトがありましたが、最近は売っている様子がありません。また、そのサイトによると、「使い物にならないが、ちゃんとやれば便利そう」とありました。本当のところはどうなのでしょうか? ちなみに、外国向けの「押して使う」カンナについては、非常に良い物があるそうです。やはりアルミダイカストですが、非常に機能的なようです。グリップが付いていて持ちやすく、その上、レバーひとつでカンナの刃の微調整ができるそうです。もちろん、替え刃式のようです。 日本のように「引いて使う」カンナでも同じような物がないでしょうか。 3067 てるちゃん 2003/12/19 23:42 自己レスです。 >ちなみに、外国向けの「押して使う」カンナについては、非常に良い物があるそうです。以下のサイトにそれが出ています。スイス製だそうです。 http://www.hamono.gr.jp/HIRAIDE/KANNNA/rari_ue2.htm すごく便利そうです。一度使ってみたいですね。それにひきかえ、日本の鉋というのは、どうしてあんなに使いにくいのでしょうね。替え刃式が普及してきたのは良いけど、刃の調整はいまだにげんのうで叩いてやっています。また、あの四角い形は決して握りやすいとは言えません。時代は進んでいるのに、形は旧態依然としているのですね。もっと改良されてしかるべきです。道具というのは、目的のためにベストの形になるべきだと言うのが私の持論です。 「鉋の刃ひとつ研げないやつは一人前じゃねえ!」 今の時代、そんなことを言っている人は、本当の良い職人ではないと私は思うのですけどね。そういえば……。 (以下余談) 私の住んでいる地域は田舎なので、近所で誰かが亡くなると、隣保班の人が総出で葬式の仕出しなどの仕度をします。しかし、葬祭場の普及で、その風習も薄れつつあります。お膳の上に器をどういう配置で並べるかを覚えているお年寄りが少なくなっているのも事実です。そこで若手(?)の私が、「マニュアルに書いてとっておけばよい」と提案したところ、「なにをバカなことを言う。こういうのは覚えておくものだ」と言った人がいました。その人は建具職人さんでした。 どうして日本の職人さんというのは、もっと合理的な発想をしないのでしょうかね? みんながみんなそうではないとは思いますが……。 3068 げん@遠州 2003/12/20 00:22 >それにひきかえ、日本の鉋というのは、どうしてあんなに使いにくいのでしょうね。・・・ > 「鉋の刃ひとつ研げないやつは一人前じゃねえ!」 > 今の時代、そんなことを言っている人は、本当の良い職人ではないと私は思うのですけどね。 真似できない日本の技ってーのが、もしかしたらそこにあるのかもしれませんよ。。 > (以下余談) > 私の住んでいる地域は田舎なので、近所で誰かが亡くなると、隣保班の人が総出で葬式の仕出しなどの仕度をします。しかし、葬祭場の普及で、その風習も薄れつつあります。お膳の上に器をどういう配置で並べるかを覚えているお年寄りが少なくなっているのも事実です。そこで若手(?)の私が、「マニュアルに書いてとっておけばよい」と提案した・・ それは自分も思ったことがあるけど。。 3071 てるちゃん 2003/12/20 14:16 > > 「鉋の刃ひとつ研げないやつは一人前じゃねえ!」 > > 今の時代、そんなことを言っている人は、本当の良い職人ではないと私は思うのですけどね。 > 真似できない日本の技ってーのが、もしかしたらそこにあるのかもしれませんよ。。 ちょっと言葉足らずでしたね。 「腕はたいしたことないのに、古い技法だけにこだわって、文明の利器を使って能率的に仕事をこなすことを拒むような気質」 に対しての警鐘のつもりでした。本当にスゴイ技を持っている人は心から尊敬しています。「現代の名工」って、すばらしいですね。 さて、これから小雪の舞う中で大工仕事してきます。土日ははかどるんですよね。 |
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