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No.000984 メカニカルマウスピース(金管楽器の発音源)
3263 てるちゃん 2004/03/12 12:36 私てるちゃんは、若いころはトランペットやホルンをやっていました。ハイノート(高音)をヒットするのが好きで、それなりにステージで活躍したこともあります。 トランペットに限らず、金管楽器というのは、それ自体では音は出ず、唇をマウスピースという金属に押しあて、唇自体を「ブー」と鳴らすことによって音が出ます。指でバルブを操作するのは、その共鳴する管の長さを調節しているに過ぎません。 発音源は人間の唇ですから、唇が疲れると、高い音が出なくなります。また、16分音符の連続などは、細やかかつ迅速な唇のコントロールが必要で、上級者でないとかなり困難です。 ところが、昨夜のNHKニュースで、トランペットが吹けるロボットをトヨタが開発したと報じていましたね。別のスピーカーからではなく、ちゃんとロボットが吹いているのだそうです。当然、「人口唇」のようなものがあると思われます。その固有振動数をアクチュエータでコントロールするなりしているのでしょう。 ということは、それと似たような人口唇をつくり、それを人間が前歯で操作するなりすれば、「疲労しない唇」ができることになります。つまり、表題の「メカニカルマウスピース」です。 これが出来れば、金管楽器を吹くための一番の問題が解決すると思います。